労務費会計の仕訳

問題 <リース取引の仕訳 >

①次の労務費の分類の( )に入る言葉を答えなさい

労務費賃金直接工の直接作業時間の賃金( A )
直接工の直接作業時間以外の賃金( B )
間接工の賃金
給料
賞与・諸手当
退職金
法定福利費

②勤務時間のうち、加工時間、段取時間は( C )費、間接作業時間、手待時間は ( D )費となる。

<次の仕訳をしなさい。>

③「今月の賃金支給額は600円(このうち源泉所得税と社会保険料の合計100円を差し引いた残額500円を現金で支払った)であった。なお前月未払額は200円、当月未払額は150円。直接工の直接作業時間の賃金は300円」


<答え>

① A 直接労務費  B 間接労務費

② C 直接労務費  D 間接労務費

借 方金 額貸 方金 額
<前月未払の再振替>
未払賃金200賃金200
<当月支給>
賃金600預り金100
現金500
<当月未払賃金の振替>
賃金150未払賃金150
<当月消費>
仕掛品300賃金550
製造間接費250
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作業時間の解説

勤務時間・・・工員が出社してから退社するまでの時間

定時休憩時間・・・昼休みや私用外出など工員が自らの責任で職場を離れた時間で、賃金の支払対象にならない時間

手待時間・・・停電や材料待ちなど工員の責任以外の原因で作業ができない時間

聞接作業時間・・・直接工が運搬など補助的な作業を行った場合の時間

直接作業時間・・・直接に製品の製造作業を行っている時間をいい、さらに加工時間と段取時問に分けられる。

段取時間・・・加工作業前の準備時間や加工途中における機械の調整工具の取替えのための時間


就業時間・・・勤務時間のうち賃金の支払対象となる時間

加工時間 製品の加工作業を行う時間

関連問題へのリンク

その他の問題は「外貨建て有価証券の仕訳」、など。

理論問題は「企業会計原則-6」

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この記事を書いた人

簿記2級を取得し、現在簿記1級を勉強中。
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普段は、会社で経理をしながら、経理・簿記関係の情報を発信。
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