問題<荷為替手形の仕訳、会計処理>
東京㈱は、大阪㈱に商品700円を船便で発送して売り上げ、取引銀行で額面200円の荷為替を取り組み、割引料5円 を差し引かれた残額を当座預金口座に預け入れた。
<答え>
<減失時の仕訳>
借 方 | 金 額 | 貸 方 | 金 額 |
売掛金 | 500 | 売上 | 700 |
手形売却損 | 5 | ||
当座預金 | 195 |
タップできるもくじ
荷為替手形とは
遠くの取引先に商品を発送する場合、商品が到着してから代 金を回収したのでは、代金の回収が遅くなるので、運送会社から受け取った貨物代表証券を担保にして、自己受為替 手形を振り出し、この自己受為替手形を銀行で割り引き、代金を早期に受け取ることがあります。
このとき振り出した手形を荷為替手形といいます。
荷為替を取り組んだときの仕訳
荷為替を取り組んだときの仕訳は、自己受為替手形の振出とこの手形の割引を足し算した形で処理します。
関連問題へのリンク
その他の問題は「電子記録債権の会計処理、仕訳」、「手形の割引の仕訳処理」、「裏書き手形が不渡の時の仕訳」、「裏書手形で支払いを終えた時の仕訳処理」など。
理論問題は「企業会計原則」